今日を楽しめ

Carpe Diem(今日をつかめ→今日を楽しめ)という言葉。
14、15、16世紀、ヨーロッパがペストの流行などから混沌としていて、それでいて文化が再誕生(ルネサンス)、正確にはイスラムの文化を受け入れることにより宗教的フィールドを科学的フィールドが覆いかぶさりはじめたころ、ヨーロッパ世界はまだラテン語が勉強の基本の言語でした。現代の英語のようなものです。ドイツではパラケルススといった医学者がラテン語を使わない授業を行ったり、マニエリスムが誕生したこと、宗教革命が起きたのもローマが築き上げていたバベルの塔の崩壊が迫り、新たなる時代が迫っていたからともいえるのでしょう。
そんななか、16、17世紀でもエドマンド・スペンサーやロバート・ヘリックのような今日を楽しめいったCarpe Diemの考え方は、小野小町の一句を髣髴させる美しいものです。2006年、私は2004年から続けたこの身勝手極まりない生活の原点にあったものが、今を大切にするというものでした。

『昨日、明日より今日という日が一番よき日であるように。』

未来のことなどわかりません。過去のことはよければ、さらによくし、悪ければよくする。ただそれだけのことなのです。

いらないものもたくさん持っています。でも、その一つ一つは大切にしていきたいものです。それが、今日という日を形作った要素でもあるのですから。

2006年、リセットする気などありません。ただ新しいことをするための基盤を毎日、しっかりとこなしていきたいと考えています。

2007年、みなさんにとってよい年となりますように。

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写真:ギニア・コナクリにて
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by smwhr4thtmbng | 2006-12-31 01:03 | What I think about
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